身近な製品に使われているとは言え、これまで直接に半導体製造関連の業種とは縁がありません。ましてや技術的な知識も持っていません。これから記載するのは、これまでリサーチしてきて、その時のメモをまとめたものです。
その際のメモの仕方も、自分に関係のありそうな、必要そうな箇所を残していくだけで、系統だった情報整理ができている訳ではないことをご了承ください。結局のところ、半導体関連銘柄には何があるのか?に集約されてしまいます。
それしか望んでいない、それだけ知りたいという方には、ある程度適切な情報を提供できそうではあります。
では半導体の製造工程で分類して紹介していこうと思います。
半導体メーカー
世界
世界3大メーカー
- インテル(米)
- サムスン(韓国)
- TSMC(台湾)
その他世界
- マイクロン
- ハイニクス
- クアルコム
- エヌビディア
日本
- キオクシア
- ソニー
- ルネサス
- ローム
- エルピータ
半導体装置
世界
世界5大メーカー
- アプライドマテリアルズ(米)
- ASML(オランダ)
- ラムリサーチ(米)
- 東京エレクトロン(日本)
- KLAテンコール(米)
世界5台メーカーの中に日本が1社ランクインしているのは誇らしいですね。
日本
- 東京エレクトロン
- アドバンテスト
- レーザーテック
- SCREEN
- ディスコ
- 東京精密
- 日立国際 ※非上場
- 日立ハイテク ※非上場
半導体電子材料
この分野は日本が強いようです。また韓国も国策として取り組んでいるとのこと。
- 信越化学工業
- SUMCO
- JSR
- 東京応化工業
- 富士フィルム
- 関連電化
- ADEKA
- 三益半導体
- RSテクノロジー
その他部品、設備
- 堀場製作所
- 栗田工業
- CKD
- 内外テック
上記以外にも、上場企業が多いようです。
半導体関連銘柄の特徴
国内半導体銘柄は、半導体メーカーは衰退し外国企業が強いですが、半導体周辺分野では、競争力の強い企業も多いようです。また大手企業が多く、日本でも有名な企業が軒並み名を連ねています。
半導体関連銘柄にもテンバガーを狙える有望株はあるのか?
大手有名企業が多いので、すでに成長しきった感がある分野です。しかしまだまだ成長余地のある中小型の有望な銘柄も物色されているようです。
テンバガー条件は以前、記事にしました。
※2020年8月~2021年2月頃のリサーチなので、2022年10月現在では、情報が変わっている可能性が大いにあります。
- 時価総額は500憶まで
- 出来高も多い
この条件で半導体の有望株をスクリーニングしてみると
- 日本電子材料
- 芝浦メカトロニクス
あたりがヒットしたようです。ただし2022年10月時点では既に古い情報ですので、もし投資を考えている方がご覧になりましたら、今一度ご自身で再度スクリーニングやリサーチをなさった上での決断をお勧めします。
半導体関連銘柄の値動きの特徴は?
半導体は出回ったり、不足したりの供給サイクルがあります。株価はその供給サイクルに連動しやすいのが特徴です。また低金利の時に、半導体セクターの成長株が上昇しやすいそうです。
アップルの値上げなど、半導体がらみのニュースに注目したり、SOX指数のチャートの動きで、今日の株価の動きを予測するのがコツのようです。インテル、テスラ、アップルなどのハイテク企業の前夜の動きを見て買われる傾向とのこと。
所感
トレードしたけれど、これは半導体関連だとしっかり認識してトレードしたことはありません。コロナ前、まだイナゴから脱出して銘柄研究し始めたころに、「半導体や5Gなんて出番がない」とか掲示板で揶揄されていたのを鵜吞みにしてました。
しかし原因は色々あるにせよ、半導体が世に出回っていたために供給が十分なため、注目されないサイクルにあっただけなのでしょう。コロナ渦で半導体不足に陥ると、また注目のテーマとなったのだから、当面(おそらく5~10年は最低でも)息の長いテーマとして監視対象に入れておいて良さそうだなと思いました。
個人的には、このテーマが特別好きとかもなく、たまたま触った銘柄が塩漬けになった印象しかなく、むしろ苦手意識があります。まあ多分、この先も好んでトレードや投資はしないでしょう。
ただ半導体銘柄は、セクターローテーションで抜けた資金も戻ってきやすい強いテーマではあるので、塩漬けや資金拘束で動けなくなっても気長に戻りを待てば、損失がないかも知れません。機会損失と秤にかけて、損切りするのが最善か、選択が悩ましいところですが、大手の安定した企業が多いので、たとえ含み損でもそこまで不安にならずに済むかとは思います。
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